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【店員W 第4回】DESIRE SANCTUARY / CODE-49

【店員W 第4回】DESIRE SANCTUARY / CODE-49

第4回は本当は「東方地霊殿のサントラを語る」にしたかったのですが、内容がコアすぎたのでやめました。

猫と音楽ゲームが大好きな店員Wです。

今回紹介させていただくCDが、こちら!

CODE-49さんより、

「DESIRE SANCTUARY」

C102にて頒布された、LV.4さんの最新作です!
「Overwrite」「Voyager 1」など、これまでにシングルリリースされた曲も収録されています。

LV.4さんは、ゲーム音楽をメインで作曲活動をされている方ですが、東方アレンジや、他のアニメソングも書かれています。
今回のCDも、女性ボーカルの楽曲がメインですね。

ですが、トランス×ハードコアの魅力が半端ではないです。女性ボーカルでも、ゴリゴリのシンセで最高に気持ちがいい。

 

結論、最高のアルバムでした。
I LOVE TRANCE & HARDCORE!!

もちろん全曲ヤバいんですが、この記事では私が特に良いと思った4曲を紹介させていただきます。

 

Tr.1「Overwrite feat.池羽悠」

初っ端からRadio editにはなかったパートが入ります。
ボーカルサンプリングってなんて気持ちがいいんだろう。

最初はなんとなく、pops寄りなのかな?と思っていましたが、途中から入るキックがデカい・・・! 最高。

私の癖で、ボーカルにかかる揺らぎエフェクトが大好物なので、そこもかなり良いポイント。 最高。


歌詞が入る前までにハイになってしまいました。これがLV.4サウンドですか。


本番の歌が入ってきてから、Aメロ、Bメロと続いていきますが、、

サビ(ドロップ)の部分になると、シンセがメインメロを奏で始めます。
シンセに主役を譲るようで、ボーカルの使い方が贅沢すぎる。

ドロップのシンセは、ずっとスーパーソウが鳴っていくかと思いきや、フレーズの最後の小説でいきなり「シンプルな矩形波」に変わる。これ最初聞いた時はびっくりしました。
時間経過などで急に波形が変わるの、大好物なんですよ。わかってくれませんか?
ファミコンのドラクエなどでよく使われる音色のアクセント付けの手法も、時間経過による波形変化です。
ゲーム音楽、やめられないな。

 

Tr.4「Voyager 1 feat.池羽悠」

出ました。私はこういう「ザ・トランス」みたいな曲を求めていたのです。勝手に体が動き出すよ。

ダンスミュージック系は、ほとんどが複雑なコード進行を使わずに「音色とリズムの心地よさだけで勝負する!」という感じが良いんですよね。
もちろん複雑な進行も好きですが、それはまた別の時に語りたい。

これはシンプルな進行で、尺も長いけど全く飽きない。トランスってそういうもの。

ボーカルは上記「Overwrite」と同じく、池羽悠さん。
私の勝手な想像ですが、この方は笑顔で歌っているように聞こえて、とても良い気分になります。
真っ直ぐで声量あって、私はこういう歌がとても好きです。


タイトル「Voyager 1」についてですが、
東方にボヤージュやらヴォヤージュ(voyage=航海、旅)がタイトルになっているので、なんとなく意味は知っていたのですが、改めて調べてみると・・・

どうやらアメリカの無人の木星・土星探査機である、ボイジャー1号のことのようです。多分。

1977年に打ち上げられたらしいし、そういうことですよね。多分。

果てへ向かったボイジャーの言葉の真意とは。
気になって昼寝ができない。

 

Tr.5「In the Desert feat.岩﨑千明」

第一音でわかる強さ。これは強力だ。
ジャンルは「Psystyle」らしいです。

ハードスタイル特有の強すぎデカすぎキック、歪み方が多様で楽しいですね。

psyという名がつくジャンルはキックがスッキリしている印象で、それとハードスタイルの組み合わせ、なのでしょうか

 

ジャンルの話はなんでも良いんです。

とにかくこの曲について語りたいところは、タイトルコールであります。

LV.4さんのボーカル曲はキメの所にタイトルが入ることが多いですが、この曲「In the Desert」がヤバすぎる。


歌フレーズが終わり、消えゆくシンセ、そして逆再生波形で何かが迫ってくる・・・。

 

「IN THE DESERRRrrrrrrr・・・t.」

文字にするとこんな感じです。
ノイジーな音が砂嵐に飲まれる表現で、声が低く変化するのが砂地獄に引き摺り込まれるような表現だと解釈しました。

文字にするとなんだこれって感じですよね。ぜひ聴いて下さい。
これクロスフェードじゃ聞けないのでCDで脳みそ溶かしてみてください。(今ならアキバホビー店舗でも聴けます)

私はこの部分の砂に埋れていく感覚がくせになりすぎてしまって、毎日20回ぐらいループしています。

ここの後のブレイクも最高に気持ちいいし、ささやきIn the Desertも良い。

 

Tr.09「Cult Future (2023 Extended Mix)」

Tr.09とTr.10はボーナストラックですが、他に引けを取らない存在感を放っているこの曲をご紹介。

私はLV.4さんのことを「Angel Dust」で知った音ゲー好きな人間です。

こんな、ザ・音ゲートランスコアみたいな曲、好きじゃないわけがないんですよ。

 

この曲は以前からSEGAさんの音楽ゲーム「オンゲキ」に書き下ろし楽曲として収録されており、最近では「CHUNITHM」にも移植されました。
(チュウニでは初見SSSだったのに以降ニューレコードが出ないのはなぜ?)

 しかし、音ゲーで聞けるからといってスルーするのは絶対によろしくない。Extended Mixを聞くべきなのですよ。

ゲーム内だと尺がある程度決まっていて、どうしても一つ一つのフレーズが短くなってしまうのですが、CD音源だと縛りはある程度撤廃されますからね。

私の場合は、ずっと同じルートで来たコードが動き始める部分・・・。
LFOなのでしょうか、何らかの効果でリードがうねるように鳴っているところ。
流動的に動くシンセの魅力は尽きないです。
歌うベースが存在しているので、こちらは歌うシンセとでも言いましょう。
この歌うシンセが倍の尺になっているのが最高だと思いました。

さらにExtendedの魅力があって、それが一通りドロップ部が終了した後。
キメのフレーズが決まって、ゲーム版の尺だとここで終わりなのですが・・・、長尺になるとここからが強い。

イントロ後に登場した、いわゆるVerseの部分が最後に入ってきます。
私は、曲が終わったと思ったら最後の最後に前半のフレーズがブチ込まれるのが大好きなんだ。

 


 

今回はこの辺で勘弁しておいてやります。

かなり個人的な好きを語ってしまったような気がします。
でもこの記事を読んでくださっているあなたならわかるはず。

ぜひクロスフェードを聞いて、アキバホビーに来て、最高のLV.4サウンドを手に入れてください!

 

<トラックリスト>

01. Overwrite / LV.4 feat. 池羽悠
02. Hard Landing / LV.4 feat. リリスリバース
03. Four seasons / LV.4
04. Voyager 1 (2023 Mix) / LV.4 feat. 池羽悠
05. In the Desert / LV.4 feat. 岩﨑千明
06. Like a Cigarettes / LV.4 feat. 襟川麻衣子
07. Sentimental Surge / LV.4 feat. 池羽悠
08. Vortex of Sorrow / LV.4 feat. 真綿スピカ
09. Cult Future (2023 Extended Mix) / LV.4
10. Overwrite (Radio edit)/ LV.4 feat. 池羽悠

 

【「DESIRE SANCTUARY」購入はこちら】

【CODE-49さんの他の作品はこちら】

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