こんばんは、信仰対象は推しに限る店員YYです。
店員YYの『ワイのおすすめ』~~~!!!!
ダサ。やめよやめよ。上の行だけ忘れて下さい。まだブラウザバックしないでください!待って!ここからだから!サントリーグリーンDAKARA!7割りくらいこの辺でもう読むのやめてそう。
私は好きです。大好きです。今やってるとあるアイドルアニメに情緒と人生を狂わされている最中です。あれはアイドルアニメか?完璧で究極のゲッt
てことでね~今こそね~テーマに"""偶像崇拝"""が噛んでいる鬼形獣を題材とした、わたくしが大好きな!アルバム!暁Records様の『HANIPAGANDA』より、『イドラデウス-The Creator-』についてのレビュー記事を書こうじゃないかと思い立ちました。(ほんとか?)(それとは関係なく書こうとしてなかったか?)(前回の記事に公式様から反応をいただけて調子に乗ってるだけなのでは?)
それではまずMVをどうぞ。AメロBメロでは人間霊が畜生どもに虐げられ、救いを偶像に求める様を。サビでは召喚された埴安神袿姫の、人に対する想いが綴られています。想いを綴るとかロマンティックな表現になりましたが、本人は「邪神」の揶揄に違わず曲者です。それから今回の記事は真面目モードです。マジです。さっきからチョけたことばっか書いてるせいで説得力ないですが。
人と神、2つの視点からの歌詞が特徴的ですね。そしてやはりStackさんのボーカルかっこいい!聴くと血が滾ります。アルバムだとこれの後に「ハニワー!!!進め!!GO!!!」とHANIPAGANDAが続くので、進軍したくなります。ハッニ!ハッニ!
それじゃあちょこっとだけ歌詞の考察とかしていきます、対戦よろしくお願いします、畜生界のみなさん。
Do-La Idola You are The Creator
Do-La Idola IdoLatrize World
Do-La Idola I'm the imaginator
Do-La Idola IdoRatrize World
最初っからやないかい。て思うけど印象に残るパートといえばおそらくここが一番じゃないかなと思うんですよぼかぁ。
ここで見ていきたいのは、2つです。
まず、ここでというか、全体として人間霊が救いを求めているのは神にではなくIdola、つまり偶像です。造形神が召喚されたとはいえ、実際に進軍したのは偶像たち、埴輪だったことを考えると、埴安神袿姫の立ち位置や考え方もすでに見え隠れしてきそうですね。この辺は次にピックアップする歌詞でもデウスエクスマキナという言葉とともに掘り下げようと思います。
もうひとつなんですが、1回目と2回目で「いどらとらいずわーるど」の綴りが違うことにお気づきでしょうか?これ、英語だと「Idolatrize」が正しいですが、「Idoratrize」は実は原曲『偶像に世界を委ねて ~Idoratrize World』準拠となっています。神主の誤字ではないかとの見方が強いようですが、あえて無理やり理由を考えるのであれば~~~
「東方Projectの原作者である神主がそんな間違いをするはずがないと『R』を信仰するのか、それとも一般論で世界が正しいと、『L』を信仰するのか」
みたいな……???言い回しがめんどくせえなごめんなさい。とにかく神主の意図とか、作詞に採用した理由とか、妄想が捗るポイントだと思います。
上記のようなリスナーへの揺さぶりが狙い………というのはさすがに深読みのしすぎですか、そうですよね…。ごめんなさいきっと疲れてるんだ一回寝ます。おやすみなさい( ˘ω˘)スヤァ
機械仕掛けのエデン
土より出で土に還るはmeth
妄想それは創造
誰にも奪えないEmeth
おはようございます。一夜明けました。
機械仕掛けの~と聞いてパッと思いつく方もいたかもしれませんが、おそらく機械仕掛けの神(デウスエクスマキナ)と少し絡めているのかなと?埴安神袿姫は「イドラ・デウス」を自称していますし関連性はありそう。
また、デウスエクスマキナは舞台装置として、物語に一石を投じる「絶対的な存在」としての側面も持ちます。MVでは、「機械仕掛けのエデン」の歌詞が登場するシーンでは畜生界の背の高いビル群のシルエットが確認できます。袿姫というデウスではなく、畜生界という地獄のようなエデンにエクスマキナを割り当てているのも面白いですね。人間霊側を主役とすると、舞台そのものがラスボスっていうまさに逆主人公補正。その最たる例が主人公機の面々で、畜生界側についてやってきましたからね。幻想郷のバランスを保つためなんや、許してくれ。……この異変、輝針城異変と少しにている部分があるかも…?そしてこの歌詞、掘り下げ始めると海より深い……?
あとこれは完全に個人的な感性ですが、MVで登場する畜生界のビル群が人間の卒塔婆に見えるんですよね。シルエットとかほら、ね?。人の犠牲の上に成り立っていますし…
一行目なのにいっぱい書いてしまった、寝起きぱわー(∩´∀`)∩
暁Recordsさんの曲で好きなポイントなんですが、英単語での韻の踏みが面白いですよね。methは覚醒剤や興奮剤、Emethは泥人形に命を吹き込むルーンのようなものらしいです。ゴーレム関連の用語なんですって。まぁたおしゃれな…!「埴輪は壊れてもまた作られ、そのたびに士気を増す。誰にも奪われることのない人間霊の想像力こそが創造の原動力、創造力となるのだ~~~」みたいな感じだと思います。ハッニ!ハッニ!
あとここの「創造」は「想像」に絡めてますよね?ね?????
創造せよ、命よ!
大地より産まれ祈り歌うアダムの子よ
私を呼び 創ったそれは想いの力
人に与えられしイドラ・デウス
激アツのサビにようやく到達しました…!ラスサビと合わせて見ていきます!
創造せよ、未来を!
大地より産まれ天を仰ぐアダムの子よ
声は届き、成された作り出す者の化身
現実(いま)を変える力 イドラ・デウス
アダムの子ってなんぞや?アダムとイヴに始まるなら人間のことかなーと思います。アベルとカインとセトはそこそこ名前を聞きますが、奴らが人間の起源であり、争いの始まりでもあります。余談ですが、アダムは原罪の象徴。彼の子ら、人間は並べて罪の徒であるともいえますね。
「祈り歌う」と「天を仰ぐ」は実は前後関係なんじゃないかと考えていまして、祈り歌うことで人間たちの神が顕現し、信仰が生まれるまでの流れを、このイドラ・デウスでは人と神の2つの視点から描いたんだろうなーと勝手に解釈しております。違ったら埴輪にされそう…。今更ですがこの記事には個人の解釈が多大に含まれております。間違っても参考になどなさらぬよう。
全体を通して、サビは人間霊たちへ埴安神袿姫が語りかけるパートになっています。これぇ…「命よ!」なんですよ最初。想像という原動力を持つのも、これから創造するものも命ですから、「命を」ではなく、「命よ!」なんですよ…。エモ!それが最後だと「未来を!」になってます。心持ち、ニュアンスが上を見上げさせるようになったなぁと。埴安神袿姫って喧嘩ふっかけたら「その肉体ぶち壊して泥と水で作り直してやるわ!」ってとんでもない脅迫文投げつけてくる神様なんですけど、倫理観バグってるだけで普通に接する分にはいい人説を推していきたいんですよね。
最後に、少しこの『イドラ・デウス-The Creator-』が収録されている『HANIPAGANDA』についてご紹介しようと思います。販促を忘れない店員の鑑。
すべてを把握しているわけではないため、俄か知識ではありますが、暁Records様のアルバムってアルバム名が1曲目なことが多いんですよね。でも『HANIPAGANDA』は『HANIPAGANDA』の2曲目なんですハニ。『イドラ・デウス』が1曲目なんですハニ。
序盤に話したように、「主人公VS埴輪軍団」っていうのが鬼形獣の流れで、袿姫様は表には出なかったんですよね。「真の黒幕はあくまで影に」っていう意図で『HANIPAGANDA』を前面に出してきて、『イドラ・デウス』はアルバム名にはならなかったのかなと思います。
「じゃあラストの曲に『偶像を世界に委ねて』があればいいじゃないか!なんで1曲目なんだ!」って思うでしょ?ラストも『偶像を世界に委ねて』なんですよ。
『祈りの器』
この楽曲こそがアルバムの終わりにして、すべての始まりです。人間が紡いだ祈りの唄。偶像に世界を委ねた最後の希望の詩。だから聞き届けてくれたんでしょうね。それがいい理由かどうかはともかくとして。この『祈りの器』を経て『イドラ・デウス-The Creator』は召喚されます。なので、是非このアルバムを一度聴いたら、『祈りの器』をスタートにして聴いてみるとまた違った面白さや発見があるかもしれません。ほら、ココから買えるよ?
他にも、子守唄ロックとかいうキメラジャンル(勝手にそう呼んでる)の『ロック!ロカバベイベ』や、Stuckさんのイケボセリフが聞ける『荒野のペガサス』など神曲満載のこの一枚!『HANIPAGANDA』を是非お手に取ってみてください!
…………結局真面目モードで書いてなくね?