この記事を書き始めた頃は妖々夢20thだったり、TH19がアツかったりで猫欲が満たされていた店員Wです。こんにちは。
今回はまた古め……なCDをご紹介。懐古が楽しい。
サークルは麹町音源さんです。
paraokaさん(作曲)とharu*nyaさん(ボーカル)で構成されているユニットです。
現在は「麹町養蚕館」というユニット名で活動されています。
皆さんはparaokaさんをご存知でしょうか。
音ゲーをよく追っている方なら聞いたことがあるはずです。
そうです、あの「L9」の作者様なのです。
なるほど……テクノ感溢れる特徴的なサウンドで、作風が似ている、と思えますよね?
聞いたことないよ、という方もぜひ検索して聞いてみてください。
「L9」の公開は2001年だそうで、こちらの「リゾルヴ」は2009年。
時が経つのは早いものであります。
それはメッセージ性にありました。
5つのトラック全体を通して、内容が繋がっています。
現在から始まり、急激に発展してオーバーテクノロジーを手に入れ、でも最終的には回帰していく……。
手塚治虫の「火の鳥」のような雰囲気を勝手に感じました。
表題「リゾルヴ」は、"resolve"です。
ここでは、個人的に「消える」という意味合いが強いと解釈しています。
#5では哀愁が効きすぎていて何とも言えない感情で溢れますよ。
こんな手塚作品的な諸行無常を感じる詞って、あまり見かけないと思うのですが……
少なくとも音楽では聞かないな、と思います。
メジャー音楽ってここまで深くなくて、大衆ウケを狙わない同人音楽だから出せる雰囲気、深みがあるんですよね。だから大好き。
(メジャー音楽を中傷する意図は全くありません。)
とか書いていた後に商品ページを見てみたところ
だそうです。
めちゃくちゃ統一感あってすごくメッセージ伝わりましたよ。(あくまで個人の感想ですが)
余談ですが、私がこの「リゾルヴ」を買う時に、もう一枚麹町音源さんのCDを買っていまして。
それが「便所飯選手権」。
……同人ならではの中身でとても面白かったです🙄
興味があればイヤホンかヘッドホンで聴いてみてくださいね。
1 サーキット
2 ブート
3 歯車の海
4 オーバールック
5 (アウトロトラック)